中古住宅物件の、セントラルヒーターを掃除して欲しいとの事で行ってきました。設備屋さんによって外しておいてあるこれがそうです。よく窓の下に設置してある暖房器機です。重いんですよこれ。表面のほこりは掃除機で吸ってあげて、あとはエアーで飛ばしてあげます。家の中でやると粉塵が舞い散るので、外へ持っていきました。
アルミのフィンの中までぎっしりほこりが詰まっています。。。横に走ってるパイプの中を温水が循環し、温水の熱がアルミのフィンへと伝わり、放熱され温まる仕組みです。放熱によって空気の対流が生まれるので、このアルミのフィンの狭い中を、空気が下から上へと流れるわけです。という事は、空気中のほこりも一緒にこの中を通るので、年月が経つにつれこんなもっさりと詰まってしまうんですね。あとは、夏の間使わない時期に、今度は上からほこりがどんどん積もる、ダブルパンチです。。。

掃除機では表面のほこりしか吸えないので、コンプレッサーのエアーガンで、一枚一枚丁寧に奥の奥までプシューと飛ばしてあげます。ほこりが残っていると暖房をつけた時に、舞い上がってしまうと気持ちが悪いので、しっかりと飛ばします。ほんとはエアーで飛ばしたあと、高圧洗浄で中を洗浄してあげるのですが、今回はほこりを取るだけでいいと言われたので、ここまでにしておきます。個人的には、ここまで外してあるのだから洗いたかったんですけどね。。。

ほこりが取れて気持ちがいいですね。表面もきれいに拭きあげて終了です。しかし作業中、中から色んな物が出てきました。三角定規に、トランプ、スロットのメダル、BB弾、ペットの餌らしき物、etc。。
スロットのメダルを500円玉だと思い、一瞬心が躍った自分が情けない 笑

このアルミの細かいフィンの中に、猫のオシッコをされるととんでもない事になります。常に匂いが部屋中廻ります。上から消臭液かけたぐらいでは、まず匂いはとれませんよね。ワンちゃんのオシッコならそうでもないんですが、猫は強烈です。なんであんなに臭いのかなー。。。そんな時は、やはりこうやって外して、中まで洗浄してあげるのが一番です。設置したままで洗浄は出来ませんし、カバーすら外せない構造になっていますからね。匂いの場合はしっかり細かい部分まで手をいれて、解決していきます。匂いやほこりでお困りの方は、お気軽にご相談くださいね。